これから結婚式や披露宴を行う予定のあなたは、延長した場合に支払わなければならない追加料金の費用がいくらかかるのか気になっていませんか?

 

「延長費用の目安を把握しておきたい」

「延長の要因は何がある?」

 

今回は、披露宴で予定よりも延長した場合に発生する可能性がある費用を知っておきたい方のために調査して掲載しています。

 

※実際に披露宴会場に問合せた内容を記載していますが、各社の公式サイトでは非公開になっている情報ですので、当ページでも会社名は伏せています。直接お問い合わせしてください。

 

 

【追加料金は何にかかる?】

数百名のゲストから祝福された結婚式・披露宴を済ませ、後日届いた請求書をみたところまさかの追加料金が!?

こんなにかかるとは思わなかった!」と、見積もり時点では想像もしなかった事態に陥るケースもあるようです。

まずはじめに、追加料金がかかる項目をチェックしていきます。

 

会場延長料

祝辞や余興が長引くと、予定時間をオーバーしてしまうことがあります。

会場によって料金を頂かないケースもありますが、多くの式場で請求されます。

プランナーと相談してゆとりを持ったプログラムにしましょう。

 

飲み物代

フリードリンクの場合でも、時間を超えると飲み物代が請求される会場があります。

「会場延長料は無料です」と言われていても、フリードリンクの飲み物代(ゲスト数)延長料が発生します。

 

司会者・カメラマン

披露宴で司会者・カメラマンの延長費用が発生するケースは少ないでしょう。

リゾート婚などで、挙式後に食事会があるスタイルの場合、カメラマンの事前契約が、プログラム内の「どの部分まで撮影を入れますか?」という、契約方法もあるようです。

 

【例えば】

例えば、お食事会は、12:30〜14:30 のお食事会があった場合

「全てを撮影しなくていいので、13:00のケーキカットのシーンまで撮影してほしい!」

カメラマン契約はこのシーンまで・・・という限定の場合

もしも、色々進行が遅れて、スタートが13:00、ケーキカットが13:30になった場合は、カメラマンの30分の延長料金が出る形になる可能性があります。

また、会場と契約している司会者さんの場合は、ホテルや式場の規定によって司会料も延長料金が発生している可能性があります。

※当サイトは司会者の延長料を頂いておりません。

 

 

ホテル、結婚式場の披露宴で延長した場合の費用

ホテルや式場に問合せて確認がとれた内容を記載しています。
公式サイトで非公開のため各社名は伏せています。

掲載情報確認日2019年3月時点。

 

ホテルR(延長時間30分毎)

  • 会場延長料59,400円(税込)
  • フリードリンク延長料お一人様357円(税込)

備考
ゲスト300名の場合
357円×300名=107,100円

 

 

結婚式場N(延長時間30分毎)

  • お一人様357円(税込)

備考
ゲスト300名の場合
357円×300名=107,100円

 

 

結婚式場E

  • 2時間30分を超え3時間以内 ¥50,000(税抜)
  • 3時間を超え3時間30分以内 ¥100,000(税抜)

 

 

ホテルL(延長時間60分毎)

  • 会場費150,000円(税別)

備考
規定では設定しているが、実際は受け取っておらず無料対応している。

 

 

ホテルH(延長時間30分毎)

  • 会場費64,800円

 

 

結婚式場A(延長時間30分毎)

  • 会場費21,600円(税込)
  • フリードリンク延長料お一人様802円(税込)

備考
ゲスト300名の場合
802円×300名=240,600円

 

 

数件問合せたところ、全ての式場で延長料金が設定されておりました。

会場によってピンきりで、無料~300,000円以上とかなり開きがあることがわかりました。

たった5分だから大丈夫でしょ?」と言うわけには行きません。たとえ5分の延長でも会場延長料金が発生します。しっかりとプランニングをおすすめします。

 

 

延長する可能性が高くなるケースは?

続いて延長の要因を紹介します。

 

披露宴が延長する時の主な要因

  • スピーチがとても長い
  • サプライズの演出・飛び入り余興
  • プログラムを詰め込みすぎた
  • ゲストテーブルを回る演出がスムーズに行かない
  • 食事が進まず次の料理をテーブルに置けない

 

沖縄では下記のような2時間30分の披露宴プランが一般的。詰め込みすぎると延長してしまう可能性が高くなるので要注意!

一般的な2時間30分プログラム(16~18項目)

挨拶関係

  • ご来賓祝辞×1名
  • 乾杯の音頭×1名
  • 職場代表祝辞×2名
  • 友人代表祝辞×2名

 

定番のプログラム

  • かぎやで風
  • カチャーシー
  • 新婦の手紙
  • 新郎の謝辞

 

余興とイベント

  • 余興×4
  • 思い出のアルバム
  • キャンドルサービス
  • メインキャンドル点火
  • ウエディングケーキ入刀

 

 

まとめ:司会者選びとプログラムのゆとりが重要

披露宴の延長費用や要因について説明いたしました。延長の要因は想定外のケースが多く、新郎新婦ではどうしようもない事ばかりではないでしょうか。

大切なことは、司会者選びとゆとりを持ったプログラム

特に友人に依頼する場合は、しっかり時間内におひらきできるよう意識してもらうのが重要です。

友人に依頼される場合は、コチラの記事もおすすめです。

→友人に結婚式・披露宴の司会を頼む際に伝えておきたい21のポイント

 

 

当サイトからお申し込みの場合

当サイトではご披露宴時間2時間半を想定しております。

予定をオーバーして3時間になってしまった・・・。などで司会の延長料を頂く事はありませんのでご安心ください。

また、もともと3時間を超えるプログラムの場合は、ご依頼時に司会者と直接相談ください。

 

 

最後に・・・。

3時間を超える披露宴の場合、途中で帰る方がいらっしゃるのも事実。

特にご年配のご親族様は、「ずっと座っていて身体がキツイので帰ろうね〜」

ご来賓の方は、「次のスケジュールが入っているから先になるねー」と、抜けられる方が多くなるのも事実です。

親御様への感謝のお手紙や謝辞など、ゲスト様に感謝の気持ちを伝えられるのは後半、結びになってしまいます。

感謝の気持ちをしっかり伝える為にも、2時間半以内におひらきをおすすめします。